今、話題となっているのが、新しい借地借家法のもとで出来た「定期借地権」だ。これははっきり言って地主の権利を守るための法律であるから、その上に建てられた一戸建てなどは買うものではない。定期借地権は、五〇年後にさら地にして返す、という条件でその土地を借りる。権利金は、今までの借地権のように、時価の七割から八割ということはなく、だいたい二割から三割ぐらいになるので、その点は楽に借りられる。しかし、マイホームというのは、単に住めばいいというものではない。それなら、もっと安い借家のほうがましだし、いやになればいつでも解約して引っ越せる。この定期借地権は、五〇年間も安い保証金、すなわち今までの借地権の半額ぐらいで、土地が借りることができて住めると盛んに宣伝されている。しかし、安いことには、必ずデメリットもある。というのは、普通、住宅はローンを支払い終えれば自分のものになる。しかも、イザという時には、生命保険も付いているので、あとに残された家族も安心である。それだから一生懸命になってローンを支払うわけだ。
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