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埋め立て地の材料は、何でできているのか

2011.10.14

土木技術的な経緯を振り返ってみたい。これら埋め立て地の材料は、何でできているのか。初歩的な疑問から始めたい。東京の都市化が進む以前、すなわち近代初期から存在していた月島など、古い埋め立て地の埋め立て資材は、一般的に、港湾の浚渫などによって調達されたといわれている。隅田川の上流から流れてきた天然素材の砂や砂利である。しかし、戦後の埋め立て資材の主流はゴミである。近年はゴミも分別されているが、それでも燃えない(燃やせない)ゴミを粉砕したものである。さらにこのエリアはもともと工場用地として開発されたので、かつては汚染物質の垂れ流しが日常茶飯事であった。そんな経緯もあって、豊洲の土壌では、基準値をはるかに超える汚染物質が検出され、築地市場の移転問題にも影響が出ている。他の埋め立て地も大同小異であることは容易に想像がつく。それに、地盤の強度も心配である。地震が起きたら液状化は起きないのであろうか。そもそも日常においてすら、地盤沈下は起きないのであろうか。不安は尽きない。地盤沈下は、1年で1mの地盤沈下が起きると、20年で階段1段分の段差が生じる。歩道や建物アプローチの改善工事が継続的に必要になる。

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