店舗で使えそうな建物なら、空いたままで売りに出すより、何でもいいから人がたくさん集まるような商売を自分で経営して、それから売りに出した方が高く売れることがある。どういうことかというと、実際に大阪にいるおもしろい男のエピソードで説明しよう。この男は、不動産屋ではない普通の商売人だが、本業そっちのけで小さな不動産を買ったり売ったりして儲けている。この男の特徴は、店舗に向いた不動産を買ったら、とりあえず商売を自分で始めることだ。
[人気サイト]
京王線(高幡不動)の新築一戸建て一覧
商売といってもフリーマーケットや露店に毛が生えた程度の店だが、ともかく採算を別にして人をたくさん集める商売をする。この手法の利点は、店舗に人が入って集まっていると、不動産そのものの価値が上がって見えることだ。一般的に不動産の買い手は、人だかりを見ればその場所は商業地としてよい立地だと判断するものだ。この男は、その点を利用している。私なら正確な判断が出来るが、不動産を買おうとしている人の中には、あっさりはまってしまう人もいるようだ。ちょっと笑いを誘ってしまう、ユニークな方法である。このように、不動産に付加価値をつける方法は色々あるが、やはり一番大事なのは仕入れの値段だ。いくら頑張って付加価値をつけたところで、仕入れの値段が高すぎるとどうにもならないからだ。絶えず不動産相場の動向に注意し、今後の動きを読み解く目が必要なのである。「安く買って付加価値をつけて高く売る」。これが、不動産売却益を狙う極意なのだ。