筋かいは壁を強化するのに重要な役目を果たし、対角線方向に一つ入れるだけで、強度は土塗り壁の二倍に、たすきがけに入れれば一〇倍の強度になるといわれています。家を支える大事な基礎も、昔の家の場合、玉石と呼ばれる石の上に束がのっているだけでした。現在では鉄筋入りのコンクリートで基礎を造り、土台をアンカーボルトで固定することになっています。地盤が弱い場合には基礎の幅を広くしたり、ベタ基礎といってコンクリートを床下一面に打つ工法を採用するなど、耐震性を高める方法が考えられています。
鹿嶋市の中古一戸建て
三木市の中古一戸建て
尼崎市の中古一戸建て
札幌市西区の中古一戸建て
札幌市厚別区の中古一戸建て
こんなふうに在来工法も進化してきました。ですから住宅の耐震性を問題にするとき、在来工法で建てられた家を十把ひとからげにして「地震に弱い」ということはできません。耐震構造の専門家である東京大学工学部の教授は、被災地の調査を終えたあと、新耐震基準を守って建てていれば、在来工法もツーバイフォーもプレハブも耐震性に違いはないと断言しています。また、(財)日本住宅・木材技術センターは一九九六年一月に次のような実験の結果を発表し、新耐震基準の有効性を確認しました。新耐震基準に基づいて建てられた二棟の在来工法の住宅に、阪神・淡路大震災と同じ強さの振動を与えたところ、外装と内装の仕上げに若干の割れが見られた程度にとどまったというのです。これは震災においても、無傷か軽微な被害にとどまった在米工法の家が少なくなかったことと符合しています。